(012/100) 図書館危機
1年100冊PJの12冊目は図書館戦争シリーズの3冊目、「図書館危機」です。
図書隊の戦闘職種の特殊部隊に配属された「笠原郁」。3冊目は、昇任試験前の所から物語が始まる。
筆記試験をギリギリの成績で通過した郁。今年の実技試験は何と「読み聞かせ」。同期の手塚にとっては一番の弱点の実技となるが、郁にとっては果たして。
有名人気タレントの生い立ちを記した本の出版に関して、「床屋」と言う言葉をめぐってメディア良化委員会と図書隊の攻防があり、その結果を引きずりつつ、郁の地元で開催される「茨城県展」の警備に応援に向かう図書特殊部隊。
話の本筋に関わってくる図書隊の階級を表す徽章についてのエピソードが心をホッとさせてくれました。
読み進めるにつれ、「表現の自由」について、深く考えさせられます。
Status:初読
Mago6的オススメ度:★★★★★