(003/100) 涼宮ハルヒの消失
1年100冊PJの3冊目は、人気シリーズ「涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)」の第4巻となる「涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)」です。
第3巻の「涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)」のあるエピソードを読んでいないと分からなくなる話があるので、未読者は1巻から順に読むことをオススメする。
今回は3回目の再読。正直1年100冊に再読を含めるのは当初の目的からすると「?」となる訳だが、読んだことには間違いないので、とりあえずカウントする事にする。
物語は、クリスマスの1週間前から始まる。S.O.S団のクリスマスパーティが決定した翌日、いつもの通り、学校に通学すると、クラスメイトが突然ひどい風邪をひいていた。また、主人公キョンの後ろに座席に座っているはずの涼宮ハルヒが居なくなり、替わりに5月にカナダへ転校したはずの朝倉涼子がそこに座っていた。いったいキョン以外に何が起こったのだ?
って所から始まります。
涼宮ハルヒシリーズの中では一番面白く感じますが、でもそれは「憂鬱」「溜息」「退屈」と言う下地があった上での話。消えた涼宮ハルヒはどこにいったのか?キョンはハルヒが居ない世界を選ぶのか、ハルヒが居る世界に帰還するのか。読み進めるにつれ、どきどき度が高まります。
Status:再読(3回目)
Mago6的オススメ度:★★★★★
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期待の消失
賞賛すべき良作