果たして本当に暖冬なのか?
この数日の爆弾低気圧の報道で、「暖冬だ」とか「暖冬なのに」というフレーズがつきまとう。
本当に暖冬なのか?
この数年、BE-PALの新年号の付録に、旧暦カレンダーがついてくる。
毎年毎年、デザインが変わり、同じ条件で見たり貼ったりできないので、今年は専用の旧暦カレンダーを購入した。
この地方では「自由書房」で購入できる。出かけたついでに、大垣の自由書房で購入した。
さて、旧暦、旧暦と言っても、その実態は太陽太陰暦の事だ。だから、端折って説明すると1年は360日で、端数の調整は閏月でおこなう。
昨年2006年は7月が二月あり、…6月、7月、閏7月、8月…となっていた。言わんとすることは秋の訪れが遅くなり、冬の訪れも遅いと言うこと。
旧暦で言えば、本日は2006年11月20日となる。まだ、秋真っ最中の11月なのだ。
旧暦2007年の元旦は、今の暦で言う所の2月18日の事で、「新春」はまさに1ヶ月以上先の話なのだ。
つまり本格的な「冬」は、これからやってくると考えた方が良いだろう。
新暦で見る限りマスコミが言う所の「暖冬」なのかもしれないが、旧暦で見る限り、本格的な冬はこれからなのである。
あれ?って事は、今年は「遅い春」になるのかな?