ConceptSearchとGoogleDesktop
InternetWatchを見ていたらGoogleDesktop日本語版のベータが登場したことがわかった。
GoogleDesktopとは、キーワードを入力すると、該当するローカルコンピュータの中のファイルを検索してくれるプログラムだ。
つい最近、同じような機能を持つJustsystemのConceptSearch for Windows CD-ROMを購入したばかりだったのだが、日本語版のGoogleDesktopがこんなに早く登場するとは思っていなかったので、少しフトコロが痛む。
まだ使い込んでいないが、簡単なレビューと言うか比較をしてみた。
以下ConceptSearch:CS/GoogleDesktop:GDとして表現することにする。
まず、CSはアプリケーションとしてユーザインターフェースが用意されている。だからと言う訳では無いが、統一された雰囲気で安心して利用できる。
一方、GDは検索窓は独自だが、結果表示にIE(もしくはデフォルトのブラウザ)を利用している。
GDはインストールしてしまえば自然にローカルPCのファイルを検索するが、CSは検索するフォルダを逐一指定しなければならない。逆に言えばGDは検索されたくないフォルダを指定しなければならない。
指定方法はそれぞれデフォルトをどちらにするかの事なので、どちらでも良いと思えるが、CSには致命的な機能不足がある。
それはフォルダの容量が300MBを超えると、検索用のインデックスを旨く生成できないと言う仕様があり、300MBを超えないようにフォルダを指定しなければならないのである。(そのために既存のフォルダを分割したり、サブフォルダ毎に指定をしたりして工夫しなければならない…)
これがかなりめんどくさい。
有料のCSに関して言えば、この仕様を早急に改善していかないと、無料のGDに太刀打ちできなくなってしまうのではないかと危惧している。
検索精度については使い込んでいないので、よくわからない。
だが、「あのファイルを、どこのフォルダにしまい込んだんだっけ?」と言うことは今後は少なくなるだろうと言うことだけは断言できると思う。
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