コメントSPAM対策を2つ導入する
こちらに書いたとおり、先週からコメントSPAMが連日のように付けられている。さすがに温厚(笑)な私でも頭に来た。
ベイジアンフィルタも導入していたのであるが、私は大きな勘違いをしていたようだ。
このフィルタを導入することにより、メンテナンス画面でSPAMを大量に、簡単に削除ができるようになった。これは良かった点である。しかし、勘違いをしていた点は、フィルタを導入してトレーニングすることによって、迷惑書き込みが自動的に取り込まれなくなると思っていた点である。
そんなわけでベイジアンフィルタは書かれてしまったSPAMへの迅速な対処用ツールと言うことで残って貰うことにし、あらたに2つばかり対策を施してみた。
blog.bulknews.netさんに有用な記事があったので、それをそのまま参考にした。
A.mt-comments のリネーム
1.mt-comments.cgiをmt-comm.cgiにリネームする
2.mt.cfgを開く
3.「#CommentScript mt-comments.pl」と書かれた行を探す。
4.#を取り外し、mt-comments.plをリネームしたファイル名にする。
この場合、
CommentScript mt-comm.cgi
とすれば良い。
5.サイトを再構築する。
B.MT コメントSPAM対策
1.mt/lib/MT/App/comments.pmを開く
2.90行目くらいの
require MT::IPBanList;
の行の前に、http://blog.bulknews.net/mt/000903.htmlのコードをコピーする。
3.貼り付けたコードの「my $blacklist = "/path/to/blacklist"; # 適当に」を
my $blacklist = "./blacklist.txt";
に書き換える。
4.blacklist.txtに1行1URLでハネたいURLを記載する。
5.blacklist.txtをmt.cgiやmt.cfgと同レベルのフォルダに置く。パーミッションを666に設定する。
以上の2点で1.SPAMを自動投稿するスクリプトの対策、2.SPAMと見なしたURLの書かれたコメントは2度と投稿されなくなる。
さて、この対策でどこまで効果があらわれるかな?
ちなみに、bulknewsのTatsuhiko MiyagawaさんとNDO::Weblogのnaoyaさんが書いた書籍が出るそうである。このようなカスタマイズがたくさん掲載されているとの事なので、購入してみることにした。
Blog Hacks-プロが使うテクニック & ツール 100選