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再度岐阜県に戻り、大垣市の「御首(みくび)神社」に向かいます。
この御首神社の由来は関東地区にゆかりがあります。
平将門が天慶の乱の時に討たれ、その首が京に送られ獄門に晒されました。
その首が関東が恋しいと飛び立ったのですが、この異変を知った美濃の国
南宮神社(その1の神社です)では、将門の首が関東に戻ることにより
再び乱の起こることを恐れ祈願をしました。そうしたところ、神社に座す
隼人神が矢をつがへ、東に飛びゆく将門の首を射落としました。
落ちた所が現在の御首神社のある所で、将門公を神として崇め祀ることによって、
再びその首が関東に戻らぬようその怒りを鎮め霊を慰めるために創建された
との事です。
転じて首から上の事に御利益が有るという事で近年受験生に好評で大変
混み合う神社になりました。
25年ほど前は元旦に初詣に行っても人っ子一人いない、その土地の氏神様の
ような寂れた神社だったのですが、10年ほど前から人気が出始め、近年では
敷地に屋台の店も出て、参拝するのに1時間ほど並ぶという大変盛況な神社と
なりました。
と言う訳で今年の初詣はこれで終わりました。
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