サンティ地球紀行

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【75】【五能線の旅】 『SVM』 02/9/11(水) 19:10 [添付]
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┗ 【96】【五能線の旅】_21 『SVM』 02/9/22(日) 1:38 [添付]

【75】【五能線の旅】
 『SVM』  - 02/9/11(水) 19:10 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4233a.JPG
・サイズ : 49.6KB
   ちょっとした親孝行のつもりで両親と「たま」とで旅行に行ってきました。
題して「五能線の旅」。

2002年9月4日
 弟に自宅から新秋津まで送ってもらう。そこから武蔵野線で武蔵浦和へ、埼京線で大宮に。最近、通勤時間帯に電車に乗ることが少ないので、少々不快感。眠い。
 ここからこまち7号で秋田へ向かう。

[画像]大宮駅に入ってきたこまち7号

添付画像
【DCP_4233a.JPG : 49.6KB】
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【76】【五能線の旅】_01
 『SVM』  - 02/9/11(水) 19:20 -

引用なし
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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4273a.JPG
・サイズ : 50.4KB
   新幹線は速い。いつの間にか仙台。車内販売で牛たん弁当を買う。昼食には早いので盛岡を過ぎてから食べる。胡椒の辛みが食欲をそそる。美味。

[画像]角館で見た派手な列車

添付画像
【DCP_4273a.JPG : 50.4KB】
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【77】【五能線の旅】_02
 『SVM』  - 02/9/11(水) 19:39 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4281a.JPG
・サイズ : 44.9KB
    実は秋田新幹線は初めて乗る。秋田には2年前に行ったことがあるが、その時は飛行機を使った。単線区間を新幹線が走るのは、頭では理解していても実感が沸かなかった。乗ってもなお、である。

 大曲で進行方向が逆になり、空いた車内を我が物顔で満喫。これは旅客機では、なかなかできない。秋田には定刻着。

[画像]秋田駅でのこまち

添付画像
【DCP_4281a.JPG : 44.9KB】
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【78】【五能線の旅】_03
 『SVM』  - 02/9/11(水) 20:21 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4369a.JPG
・サイズ : 21.3KB
    「五能線の旅」と題したものの、初日は男鹿に宿泊。男鹿線の次の便まで50分。秋田駅ビルで時間をつぶす。「なまはげキティ」はどう見ても食われているようにしか見えない。(!)

 男鹿線で揺られること1時間、終点・男鹿の一つ手前、羽立で下車。ホテルの車が迎えに来ていた。「なまはげライン」の整備で、男鹿からよりも車の便が良いらしい。約15分で到着。まだ陽が高い。

 オプショナルツアーで「夕陽感動ツアー」に申し込む。500円。出発まで時間があったので、近くの海岸へ行く。人工的に空けられたような穴があいた脆い石がたくさん砂浜に転がっていた。

 日没40分前、大型バスがホテル前に。あちこちのホテルからの乗合のようだ。10分もしないうちに入道崎に到着。ゆっくりと沈んでゆく夕陽。うろこ雲が秋の訪れを感じさせる。看板通り、感動。好きだなぁ、この色。

添付画像
【DCP_4369a.JPG : 21.3KB】
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【79】【五能線の旅】_04
 『SVM』  - 02/9/11(水) 21:33 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4441a.JPG
・サイズ : 50.9KB
    ホテルは快適。畳は新しい。食事は豪華、でもホテルの食事の典型のよう。温泉もよくある温泉ホテルの浴場。私の男鹿のイメージとは違っていて、何かしっくりとこない。

 翌朝、7時半に朝食。両親は日の出を見たそうだが、私たちは見逃した。客室の窓は東向き、北東方向に海が見える部屋だった。残念。

 8時半頃チェックアウト。ホテルの車で羽立まで送ってもらう。まずは男鹿線で追分まで行く。

[画像]羽立でのキハ40

添付画像
【DCP_4441a.JPG : 50.9KB】
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【80】【五能線の旅】_05
 『SVM』  - 02/9/11(水) 21:58 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4467a.JPG
・サイズ : 39.8KB
    羽立から約40分で追分着。いよいよ今回の旅のメインイベント「リゾートしらかみ」に乗る。事前に目を通していたパンフレットには、編成の前後が展望車両だとか。ちょっと期待。

 8分ほどでリゾートしらかみが到着。予想に反して2両編成。前が展望車らしい。しかし我々の指定券は3号車。コンパートメント風の座席。4人旅にはちょうど良い。窓が大きく、日差しがまぶしい。

[画像]追分駅に入ってくる「リゾートしらかみ」

添付画像
【DCP_4467a.JPG : 39.8KB】
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【81】【五能線の旅】_06
 『SVM』  - 02/9/13(金) 13:04 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4490a.JPG
・サイズ : 47.9KB
    東能代に定刻着。いよいよここから五能線。東能代−鰺ヶ沢は一日6往復。このリゾートしらかみを含めて、である。

 進行方向が逆になり、展望車側が後ろに。程なく能代に到着。5分停車するという。ホームにバスケットボールのリングが設けてあり、シュートを決めると記念品がもらえるという。なるほど、能代工業高校がバスケットボール全国大会の常連ということにちなんだイベントだ。7、8人が参加したようだ。盛り上がりに欠ける。

[画像]能代駅ホームにあるバスケリング。シュート用は別にある。

添付画像
【DCP_4490a.JPG : 47.9KB】
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【82】【五能線の旅】_07
 『SVM』  - 02/9/13(金) 13:24 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4522a.JPG
・サイズ : 28.5KB
   能代を後にした列車は、しばらく田園風景の中を走る。そのうち、進行左側に日本海が見えてきた。日が照っていることもあり、とてもきれいだ。列車は海岸沿いを走り続ける。砂浜、岩場、絶壁。いろいろな表情が見え隠れする。見ていて飽きない。

[画像]車窓から見た日本海。砂浜の部分は比較的少ない。

添付画像
【DCP_4522a.JPG : 28.5KB】
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【83】【五能線の旅】_08
 『SVM』  - 02/9/13(金) 14:01 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4568a.JPG
・サイズ : 79.8KB
   あきた白神を定刻着。ここからが「リゾートしらかみ」ならではの区間だ。あきた白神、十二湖、ウェスパ椿山では、観光のため下車しても、乗ってきた同じ列車にまた乗れるのである。そうは言っても、列車はダイヤに沿って走っているので、発車時刻は決まっている。2時間弱の観光で列車に戻らなければならない。

 私たちは、十二湖で下車。ここからバスで奥十二湖駐車場まで行く。やっと通れるような狭い曲がりくねった道をバスが上っていく。途中、いくつかの池が左手に見える。14、5分で終点に到着。かなり標高が高くなったようで、耳が詰まったような感覚。

 鶏頭場の池を左手に見ながら8分ほど歩くと青池に到着。一見、落ち葉が水面に漂っているので、それほどきれいでもないように見えた。ところが青池に近づくと、生い茂る木々の間から差し込む日差しが池の底まで届くのが見えた。本当に透明。ものすごく青い。池の底の倒木や魚がくっきり見える。美しい。来た甲斐があった。

[画像]青池。本当は大きな画像で見て欲しかった。

添付画像
【DCP_4568a.JPG : 79.8KB】
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【84】【五能線の旅】_09
 『SVM』  - 02/9/13(金) 14:17 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4599a.JPG
・サイズ : 49.3KB
    しばらく青池を堪能し、バス停まで戻る。土産物屋でブルーベリーソフトクリームを食べる。奥十二湖駐車場からは一日に4便だけバスがある。乗り遅れるわけには行かない。

 バスに乗り、十二湖駅に戻る。待つこと十数分、列車が到着。本当に午前中乗っていた列車だ。ちょっと変な気分。

[画像]十二湖駅に到着する「リゾートしらかみ」。展望車が前でないのが残念。

添付画像
【DCP_4599a.JPG : 49.3KB】
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【85】【五能線の旅】_10
 『SVM』  - 02/9/13(金) 14:34 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4608a.JPG
・サイズ : 50.6KB
    実のところ、ここでこの列車に戻る必要はほとんどなかった。次の停車駅、ウェスパ椿山でこの日の移動は終わりだからである。

 列車はウェスパ椿山に到着。車掌に乗車券を渡す。無人駅。時刻表を見ると、この駅には「リゾートしらかみ」しか停まらないようだ。

 駅を中心に土産物屋、レストラン、温泉、展望台、ガラス工房等があるらしい。町興しの観光施設という感じ。まだ新しい。

[画像]ウェスパ椿山停車中のリゾートしらかみ。よく見ると午前中に乗っていたのと編成が違うようだ。

添付画像
【DCP_4608a.JPG : 50.6KB】
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【86】【五能線の旅】_11
 『SVM』  - 02/9/16(月) 10:21 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4622a.JPG
・サイズ : 30.3KB
    時刻は午後2時少し前。列車時刻の都合で昼食がとれなかったので、ここで食事することにした。案内板を見て、レストランのある方向へ徒歩で移動。3分ほどして到着。敷地が中途半端に広い感じ。建物の外観がドイツあたりの教会と中世の城を一緒にしたような形。

 意を決して中に入る。外観と違って、中はごく普通。4人用卓が20卓ぐらい。窓が広く、芝生の先に海が広がっているのが見える。

 メニューは和洋折衷。海鮮料理と地中海料理が並ぶ。一押しは「深浦丼」と名付けられた海鮮丼のようだ。父と妻が深浦丼、母と私がグラタンを注文。せっかくなのでボトルでワインも注文。ドイツ産の白ワインだった。

 深浦丼はすぐに出てきた。ところがグラタンはなかなか出てこない。丼が空になる頃、ようやくグラタンが目前に。この時間のロスがちょっと残念な結果を招くことになる。

[画像]ウェスパ椿山のレストラン外観。

添付画像
【DCP_4622a.JPG : 30.3KB】
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【87】【五能線の旅】_12
 『SVM』  - 02/9/16(月) 10:39 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4617a.JPG
・サイズ : 35.0KB
    食事を終え、駅の方向へ戻る。温泉旅館から、迎えの車が来ることになっていたからだ。

 予定では、食後に山の上にある展望台へ行くことにしていた。その展望台へは、専用モノレールでしか行かれない。モノレール乗り場は物産館(土産物屋)の横にある。ふと見ると、モノレールが山を登って行くではないか。

 モノレールは単線、一編成のみ。10分かけて登り、展望台で20分過ごし、10分かけて降りてくる。40分に1本しかないのである。食事に時間がかかりすぎて、逃してしまったようだ。

 次の便を待つと、迎えの車に間に合わない。仕方なく物産館で時間をつぶすことにした。

[画像]物産館外観。モノレールのレールと展望台、発電用風車が見える。

添付画像
【DCP_4617a.JPG : 35.0KB】
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【88】【五能線の旅】_13
 『SVM』  - 02/9/16(月) 11:16 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4740a.JPG
・サイズ : 38.4KB
    温泉旅館から迎えの車が来た。4ナンバーのワンボックス。10分ほどでこの日の宿泊地、「不老不死温泉」に到着。

 この温泉はかなり人気があるらしく、休前日などはなかなか予約できないとか。一番の売りは、海岸の露天風呂。西向きの岩場の海岸に露天風呂が設けてあるのだ。露天風呂につかりながら夕陽を眺める。ここでの最高の楽しみだ。

 チェックインを済ませ、部屋でお茶を。部屋の窓から、その露天風呂が見える。本当に海の間近に露天風呂がある。日没には間があったが、さっそく入りに行くことにした。

 海に向かって右が女性専用、左が混浴とのことだ。男性専用は特にはないらしい。左側に行く。期待に反して男性ばかり。平日の日中なのにかなりの混雑だ。3×5mほどのひょうたん型の浴槽。日没にはまだ小一時間ある。お湯は鉄さび色。なめてみるとかなりしょっぱい。それにかなり熱い。

 日が傾いてきた。しかし水平線方向には、かなり厚めの雲。昨日の入道崎ほどではないが、きれいな景色だ。日没にはまだ30分ほどあるだろうか。お湯の熱さと混雑ぶりに部屋へと引き返す。が、鍵はたまが持っている。隣の両親の部屋に行くと、父が居た。空が茜色に染まっていくのが見える。撮影したかったのだが、カメラは私の部屋にある。残念。

 自分たちの部屋に入れたのは、日没後だった。

[画像]部屋から見た不老不死温泉の露天風呂。残念だが翌朝、雨天での撮影。

添付画像
【DCP_4740a.JPG : 38.4KB】
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【89】【五能線の旅】_14
 『SVM』  - 02/9/16(月) 11:37 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4769a.JPG
・サイズ : 57.6KB
    部屋にタングラムというパズルが置いてあった。時間つぶしにトライ。

 夕食に広間に移動。内容は、ありがちな旅館の食事。他にないものといえば「つるつるわかめ」。わかめを一度粉末にして麺状に加工したもので、そうめんやしらたきのような使い方ができるという。それが煮麺のような形で並んでいた。

 夕食後、2時間ほどカラオケ。両親のデュエットを初めて聴いた。

 翌朝、食堂で朝食。バイキング形式だけど和食。食堂からも海が見渡せる。雨が降っていた。

 チェックアウト後、旅館のバスで艫作(へなし)駅へ。ここから弘前まで五能線で行くのだ。

[画像]艫作駅に入ってきたキハ48

添付画像
【DCP_4769a.JPG : 57.6KB】
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【90】【五能線の旅】_15
 『SVM』  - 02/9/16(月) 11:52 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4773a.JPG
・サイズ : 61.7KB
    ボックスシートに着席。2時間半の乗車になる。進行左側には海、右側には山が迫る。景色は良いが、小雨なのが残念。

 深浦駅では、しばらく停車。トイレを済ませ、周辺を少し探索。転車台を見つけた。

[画像]深浦駅にある転車台。

添付画像
【DCP_4773a.JPG : 61.7KB】
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【91】【五能線の旅】_16
 『SVM』  - 02/9/22(日) 0:19 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4845a.JPG
・サイズ : 30.3KB
    五能線は単線、非電化。長い停車時間は列車のすれ違い待ちかと思っていたが、対向列車の到着する様子もなく、深浦駅を出発。まあ、東能代−鰺ヶ沢は1日6往復だから、問題はないのだろう。

 列車は海岸線を北上。深浦を経ってから約1時間で陸奥赤石に到着。ここが祖父の出身地だと聞いた。

 さらに8分ほどで鰺ヶ沢に到着。ここでも十数分停車。ここまでの風景と違ってちょっとだけ街の雰囲気。父の出生地、本家のあるのがこの近くだという。今回の旅行では本家には寄らずに通過する。ホームに出て記念撮影。駅舎を撮影するために改札を通る。

[画像]鰺ヶ沢駅舎。この辺りの駅ではタクシー乗り場があるのは、ここだけだとか。

添付画像
【DCP_4845a.JPG : 30.3KB】
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【92】【五能線の旅】_17
 『SVM』  - 02/9/22(日) 0:31 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4887a.JPG
・サイズ : 49.2KB
    鰺ヶ沢から弘前までは、内陸を走る。ここまでの海岸線とは異なり、田畑、そしてリンゴ畑の中に線路は続いている。

 リンゴは収穫目前という感じ。かなり赤く色づいているのが車窓からも見える。無認可農薬問題で大量のリンゴが廃棄処分されたのを知ったのは、帰宅してからだった。

[画像]車窓から見たリンゴ畑。長野辺りの畑とは植え方が違うようだ。

添付画像
【DCP_4887a.JPG : 49.2KB】
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【93】【五能線の旅】_18
 『SVM』  - 02/9/22(日) 0:46 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_4927a.JPG
・サイズ : 46.4KB
    鰺ヶ沢から約1時間、弘前に到着。川部駅で進行方向が逆になった。相変わらずの小雨模様。

 弘前駅のコインロッカーに荷物を預け、弘前城方面へタクシーで移動。弘前市立観光館を見学。入館無料。「ねぷた」の大きさに圧倒される。まず館内の食堂で昼食。「ねぷたそば」を注文。780円。冷やし中華のそば版。まあ、悪くない。

 昼食後、ねぷたの車や漆塗りなどの展示を見る。一番面白かったのは津軽弁講座のビデオ。いなかっぺいが出ており、津軽弁の解説をしていた。でも、ほとんど内容は忘れた。

[画像]館内ロビーにある「ねぷた」。高さ8m程だろうか。

添付画像
【DCP_4927a.JPG : 46.4KB】
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【94】【五能線の旅】_19
 『SVM』  - 02/9/22(日) 0:56 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_5002a.JPG
・サイズ : 43.1KB
    観光館を出てすぐの所に弘前城跡がある。敷地内を散歩。本当は本丸まで行くつもりだったが、バスの時刻の関係で早めに切り上げた。タクシーで弘前駅に戻る。

 弘前駅で盛岡行きの高速バスを待つ。こちらはほぼ1時間に1本。程なくバスが到着、乗り込む。定員50人のバスに20人弱。適度な混み具合。うとうとしているうちに盛岡に到着。2時間半が経っていた。

[画像]弘前城跡の門。城の敷地は広い。通勤は大変だったろうと思う。

添付画像
【DCP_5002a.JPG : 43.1KB】
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; T312461; Q312461)@j073013.ppp.asahi-net.or.jp>

【95】【五能線の旅】_20
 『SVM』  - 02/9/22(日) 1:21 -

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[添付] 〜添付ファイル〜
・名前 : DCP_5069a.JPG
・サイズ : 43.1KB
    当初の予定では、盛岡で30分ほどの待ち時間で東京行きの新幹線に乗ることになっていた。ここで予定変更を提案。盛岡の名物は「わんこそば」と「冷麺」。どちらかを食べようということで、駅内の観光案内所のようなところで尋ねた。

 冷麺は他でも韓国料理店なら食べられるということで、盛岡ならではの「わんこそば」に決定。思えば15年前にも盛岡に来たことがあるが、その際は食べ損ねた。

 教えてもらった駅前の店に行く。お椀を並べるのが3000円、自分でマッチ棒を使って数えるのが2500円とのこと。食べるのに集中するために(!)3000円のを選ぶ。

「はい、じゃんじゃん」
テンポの良いかけ声に合わせ、次々にお椀にそばが放り込まれる。15杯でかけそば1杯分だという。麺にはあらかじめ「つゆ」が絡ませてあり、それがだいぶはねる。前掛けを付けさせられたのは、そういう訳だったのだ。

 初めのうちは給仕一人で客3人を相手している。お盆いっぱいにお椀を載せてきても、すぐに空になる。適度なインターバル。ところが、一人抜け、また一人抜け、とうとう給仕のお姉さんと「差し」に。さすがにペースがきつくなってきた。目の前にはお椀の山。お姉さんのお盆のキリが良いところで、勘弁してもらった。数えると214杯。我ながら、よく食べたと思う。証明書をもらう。満足。

[画像]そば屋で挑戦中に記念撮影。お椀の数に注目。右側のは、たまが食べた分です。

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【96】【五能線の旅】_21
 『SVM』  - 02/9/22(日) 1:38 -

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    今回の旅も終盤。割安の指定券だったので変更が利かず、新幹線は自由席で。始発なので座席は楽に確保できた。ただ、横を向くとそばが出てきそうな感覚。眠ることにする。

 約2時間で大宮に到着。新幹線は速いと実感。埼京線、武蔵野線を乗り継いで新秋津到着。雨が降っていたこともあり、タクシーで実家に向かう。こうして、五能線の旅は終わった。自分のルーツを感じたような、そんな旅だった。

[画像]盛岡駅でのやまびこ。本当はこまちとの連結を撮影するつもりだったが、デジカメの電池切れで断念、残念。

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